著者 : サタミシュウ
二人目の子供を欲しがる妻、週に一度の不倫相手、妊婦として再会した初恋の相手、一年前に一度だけ関係を持った年上の女、「調教」を施した若い女ーー。8人の「彼女」が思わぬところで絡み合う。『私の奴隷になりなさい』で官能小説界に革命を起こしたサタミシュウ、ついに最終章!
なぜ私がこうしているのか、それはとても長い話になるわーー。妻が高校1年生のとき、友人に誘われて軽い気持ちではじめた“遊び”がきっかけだった。大学生たちとのセックスに溺れてゆくなか、担任の教師と関係をもってしまう。教師に教わったさまざまなことは、妻が初めて知る悦びであった。奴隷としての調教を施された妻は、その後、己の一生を捧げるご主人様に出会う……。夫の知らない人生を歩んだ妻の告白がはじまる。
心にいる女性は二人だけ。二人とも美樹の元を去っていった。そして、いま、美樹は三人目の女性に出会う。これは運命なのか、呪いなのかーー。女神、SM、そして愛。著者渾身の「青春SM小説」!
26歳の高校教師・美樹は生徒の澄美を見て衝撃を受ける。童貞高校生だった美樹に性の手ほどきをしてくれた志保先生を彷彿とさせたからだ。避けようとしつつも美樹の性癖は徐々に覚醒してしまい……。
1996年の夏。男子高校2年生の美樹は恋人の苑子との初体験を期待していた。だが後輩に寝取られた上に現場を目撃し深く傷つく。しかし美術教師の志保に相談するうち、あらゆる性行為を教わることに……。
「おまえをおもちゃのように扱う」「嬉しいです」--『私の奴隷になりなさい』でまったく新しい官能のありかたを提示し反響を呼んだサタミシュウが、緊張をはらんだ愛とエロスを描く長編小説。
「奴隷になるのは、窮屈な自分から自由になることだと、ご主人様は教えてくれました」。わたしたちを夢中にさせるこの行為、そして高まる快感。ますます淫らに、スタイリッシュになったSM青春小説第4弾。
29歳の目黒は夫婦仲もよいが、毎夜他の女性たちと「調教癖」にみちたセックスをしていた。そんな目黒が一見地味な繭子に出会い関係をもつが、やがて繭子は目黒の想像を超えていく……SM青春小説第3弾!
妻が若い男と浮気していることを知った私は、浮気相手を脅して、妻との関係を続けさせた。遠隔操作をしながら思い通りにふたりを調教していくのだ。『私の奴隷になりなさい』に続くSM青春小説第2弾。
転職先で既婚の先輩・香奈に出会った僕は、彼女と肉体関係を結び、完全に香奈のペースで関係が進む。そんな中、彼女の家で不審な10本のビデオを発見。そこには、彼女の衝撃の秘密が隠されていた。