著者 : サタミシュウ
その人がしてくれることなら、なんでもすごく感じたし、それをしたくてしたくてしょうがなくてー。「彼女」たちはそれぞれの男たちと絡み合う。毎週火曜日、週に一度の不倫相手との「身勝手で気持ちいい」セックス。妊婦として再会した初めての人との思い出。一度だけ、出会った日に関係を持った年下の男との淫らな行為。調教を通して自分を変えてくれたご主人様ー。サタミシュウ最後の作品が描くのは、究極の愛の形。
なぜ私がこうしているのか、それはとても長い話になるわー。すべては、妻が高校1年生のとき、友人に誘われて軽い気持ちではじめた“遊び”がきっかけだった。大学生たちとのセックスに溺れてゆくなか、担任の教師と関係をもってしまう。教師に教わったさまざまなことは、妻が初めて知る悦びであった。奴隷としての調教を施された妻は、その後、己の一生を捧げるご主人様に出会う…。夫の知らない人生を歩んだ妻の告白。
心にいる女性は2人だけ。2人とも自分のもとを去っていた。そして、いま、3人目の女性に出会うー。鷺坂美樹は36歳の学習塾講師。勤務先近くの店員、女池節子さんが気になっている。ある日、職場へ向かう電車で偶然女池さんに会った美樹は、彼女を食事に誘うことに成功する。時間を重ねるたび、深まっていく2人。やっと巡り会えたミューズに美樹は夢中になるが…。驚愕の展開が待ち受ける、シリーズ第8弾!
26歳の高校教師・美樹は担任することになった生徒の澄美を見て嫌な予感を覚える。かつて童貞高校生だった頃に特殊な性の手ほどきをしてくれた志保先生と同じ“匂い”を澄美が持っていたからだ。絶対に手を出してはいけないと思いつつも志保先生によって育まれた美樹の性癖は徐々に覚醒する。ついには澄美に接近するが、彼女は美樹の想像を遙かに超える女だった…。シリーズ史上“最強”ともいえる奴隷が登場する第7弾。
童貞高校生・美樹は恋人・苑子との初体験への期待とともに夏を迎えた。だがある夜、苑子が後輩にフェラチオしているのを目の当たりにしてしまう。傷つく美樹の前に現れたのが美術の志保先生。先生は美樹にすべてを告白させると、ついには美樹を犯してくれる。その後は先生のいいなりに、あらゆるセックスを体験する美樹。しかしやがて美樹の頭の中に、ある疑問が大きく広がっていく…。大人気シリーズの第6弾。
わたしは誰からもちやほやされ、それを知っていながら気づいていないように振る舞う嫌な女でした。でも、ご主人様はわたしの虚栄を見抜かれました。「おまえをおもちゃのように扱う」どうしてこんなに乱暴に扱われて、わたしの体は喜んでいるんだろう?快感と恐怖に包まれて、わたしはここまでいやらしくなれるんだ…。『私の奴隷になりなさい』シリーズで官能小説の可能性を大きく広げたサタミシュウが描くエロスと愛の真実。
「奴隷になるのは、窮屈な自分から自由になることだと、ご主人様は教えてくれました」…26歳の地味なOLだった繭子は、ご主人様に出会って、それまでとはまったく違うセックスを経験することにより、自分の中の何かが決定的に変わったことを知る(「わたし次第」)。非日常の世界で、われを忘れるほどに乱れる愛と歓びを描く6つのストーリー。ますます淫らになった、SM青春小説『私の奴隷になりなさい』シリーズ第4弾。
目黒には、出産間近の妻に秘密にしている「癖」があった。それはある「経験」から目覚めた、複数の女性たちとの「調教癖」に満ちたセックス。そんな目黒が、あるとき繭子という名の女性に出会う。すぐに関係をもち調教していくのだが、やがて繭子は目黒の想像を超えていく…。「ご主人様」はどこまで「ご主人様」でいられるのか。そして「奴隷」の行き着く先とは!?SM青春小説の第3弾。
新婚8か月の「私」は、妻が20代のウェブデザイナーと浮気していることを知り、ある計画を思いついた。仕事を依頼する振りをして浮気相手に接触。妻とは今の関係を続け、すべての行為を写した画像を指定したサイトにアップするように命じる。こうした「私」は支配下に置いた浮気相手を通して、自分の妻を調教していくー。支配と隷属という男女関係の果てを描いたSM青春小説の第2弾。
出版社に転職した僕は、先輩の香奈に一目惚れし、「落とそう」と決意する。だが、まったく振り向いてくれずに困惑していたところ、突然彼女から「今夜、セックスしましょう」と誘われ、一夜を過ごす。その後も奇妙な関係が続いていたある日、僕は彼女の自宅で不審なビデオを発見してしまう。そこには衝撃の秘密が映し出されていたー。男と女の新たな関係性を説いたSM青春小説の誕生。