50年ぶりの新訳刊行!『ゴドーを待ちながら』『モロイ』など、ジャンルを超えて未踏の地を切りひらいたノーベル賞作家による、世界文学に燦然と輝く金字塔。旧邦題『事の次第』
「何者」かにとりつかれたひとの精神の破綻が、狂おしいほど厳密なナラティブで綴られてゆく。語りえぬものについて、空前絶後の“滑稽小説”。
ベケット没後30年。個人訳刊行第3弾。無調の音とノイズ、散乱するイメージと意味、“言葉の彼方に”-「小説三部作」ついに完結。
黒いユーモア、根深いペシミズム、そして小鳥の歌のような祈りー。「小説三部作」の2作め。
世界現代文学における不朽の名作「小説三部作」はここから始まったーベケット没後50年個人訳刊行第1弾。
“無調音楽”としての小説。句読点のない言葉がリズミカルに匍匐前進してゆく「三楽章」からなる文学。
ベケットによる珠玉の散文作品「短編と反古草紙」「死んだ頭」「なく」「人べらし役」を収録。
ダブリン、パリ、ウィーンと若き家術家ベラックワがドタバタと駆け抜けてゆく-。「死後しばらくするまでは」出版が禁じられていたベケットの幻の処女作、ついに邦訳刊行なる。