著者 : サンドラ・シスネロス
サンアントニオの青い月サンアントニオの青い月
メキシコからやってきた花嫁、誘拐犯の子を身ごもった少女、自称詩人のメキシコ男に熱をあげるチカーナ、メキシコ革命の英雄サパタを愛した女…。希望と挫折が交差するメキシコとの国境の町で、ひたむきに生きながら、力強く立ち上がる女たちの圧倒的な声の集積。
マンゴー通り、ときどきさよならマンゴー通り、ときどきさよなら
アメリカンドリームを求めて、プエルトリコやメキシコから渡ってきた移民が集まる街に引っ越してきたエスペランサ。成功と自由を夢見る人びとの日常の喜びと悲しみ、声にならない声を、少女のみずみずしい感性ですくいあげた名作。
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