著者 : サンドローネ・ダツィエーリ
凄惨な事件に遭い、心身ともに傷を負って辞職した元捜査官コロンバ。田舎にひきこもって暮らしていた彼女は、ある夜、敷地内で血まみれの青年を発見する。青年のしぐさには、過去に彼女が捜査した凶悪犯“父親”の影響が感じられた…。コロンバは、パードレの昔の被害者であり、誘拐されて行方の知れないかつての相棒ダンテをふたたび探しはじめる。イタリア発衝撃のサスペンス『パードレはそこにいる』三部作完結篇!
コロンバの自宅付近で国家憲兵が惨殺される。コロンバに疑惑の目が向けられるなか、廃業したクリニックで昏睡状態のダンテが発見された!徐々に回復する彼とコロンバに、政府のテロ対策チームが協力を依頼してくるが…。また惨劇が起きる前に、ふたりはダンテの弟を名乗る男レオを止められるのか?猛々しい捜査官との閉所恐怖症のコンサルタントのコンビが活躍するイタリア発ベストセラー・サスペンス、ついに終幕!
ローマに到着した急行列車。しかし先頭車両の乗客は、全員死亡していた。イスラム過激派から犯行声明が出されるが、犯人の足跡はたどれない。捜査の方向性をめぐって上層部と衝突した女性捜査官コロンバは、変わり者だが抜群の観察眼を持つ知り合いのコンサルタント、ダンテに、ひそかに犯人捜しを依頼する。ダンテはしぶしぶ引き受けるがー。大ヒット・サスペンス『パードレはそこにいる』に続くシリーズ第二弾登場!
列車の大量殺人事件につながっていた二人の若者が殺された。その裏には、謎めいた女の姿が見え隠れする。ダンテは過去に起きた複数の事件と、その女との関係を疑う。停職を命じられたばかりのコロンバだったが、ダンテと協力して調べ続けることを決め、ドイツへ向かう。コロンバとダンテはさらなる惨劇を止めることができるのか?勇猛果敢な女性捜査官と閉所恐怖症のコンサルタントが活躍するベストセラー・サスペンス。