著者 : シェリー・リバース
絆を宿した疎遠の妻絆を宿した疎遠の妻
助産師のヒーラは医師の夫レオと4カ月前から別居していたーもうすぐ臨月を迎えるというのに。原因は、年の離れた妹を亡くしたレオが罪悪感に囚われ、ヒーラがあなたの力になりたい、話をしてほしいと言っても、妻である彼女にさえ心を閉ざし、人生から閉め出したことだった。居を移したヒーラは、彼が迎えに来ることを密かに期待したが、非情にも時間だけが過ぎていく。独りで出産するしかないのね…。ところがあるとき、ヒーラが手伝うクリニックに2週間限定で、膝が震えるほど美声でハンサムな医師が来たという噂が。話半分で聞きながら診察室に入ったヒーラは目を疑った。「レオ?」
知られざる子は双子の天使知られざる子は双子の天使
サーザは憧れの医師ローガンとのあの夜を、決して後悔しない。妊娠に気づき、彼には何度も手紙で伝えたけれど、返事はなかった。一夜を過ごした彼の部屋を再び訪ねても、不在だった…。今、サーザは生まれ故郷の町に戻り、女手一つで仕事を掛け持ちして双子の男の子を育てている。あの夜、ローガンは誰も気にとめないような内気な私を、ほかの女性たちみたいに魅力的でセクシーにしてくれた。彼との思い出は生涯忘れることはないだろうけれど、それでもその後の薄情な態度は、彼女の心を傷つけた。あれから1年半後、サーザは思わぬ男性の姿を見かけるーローガン!
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