著者 : ショーン・ハトスン
シャドウズシャドウズ
人間の心の奥底にある邪悪な領域ーシャドウズ。作家のブレイクは、その謎を解明すべく心霊治療家マシアスに近づくが、しだいに奇怪な幻影に悩まされはじめる。一方、潜在意識を研究する女性科学者ケリーも、シャドウズの恐るべき力を垣間見ていた。ブレイクと共に研究を進めるケリーは、やがて邪悪な目的を持ってシャドウズを操らんとする陰謀を知る。だが彼女の努力も空しく強大な力は解き放たれ、未曾有のパニックが英国全土に襲いかかった。気鋭のホラー大作。
闇の祭壇闇の祭壇
レジャーセンターの建設現場で古代の遺跡が発掘された。地下に封じられていた小部屋にはおびただしい骸骨が…。それが恐怖の幕開きだった。建設現場では原因不明の事故が続発して多くの作業員が命を落とし、町では両眼をえぐられた無惨な死体が次々に発見される。美人考古学者キムとウォレス警部の二人が一連の事件の指し示すものに気づいた時、想像を絶する結末は間近に迫っていた。強烈な残酷描写を過剰なまでに盛り込み、パワフルな筆力で描く、鬼才の会心作。
スラッグススラッグス
顎に冷たい物を感じて目がさめた。ぬるついた物体が唇に這い上がり、口の中に滑り込んでくる。頭の傷に手をやると、何かが傷口にしがみついていた。粘液にくるまれた生物が温かい肉をむさぼっているのだー悲鳴をあげて飛び起きたときは手遅れだった。部屋は、うごめき這い回る食肉虫の群れに覆われていた。彼の肉体を喰い尽くそうとする大群に…異常発生したナメクジの群れが、食糧を求めて人間に襲いかかる!気鋭の若手がおぞましき恐怖を描く傑作スプラッター。
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