著者 : ジェイムズ・P・ホーガン
火星の遺跡火星の遺跡
火星都市で研究されていたテレポーテーション技術の、初の人体実験。それは大成功を収めたかに見えたが、実験対象となった科学者の周囲で奇妙な事件が続発する。一方、火星の荒野で発見された12000年前の巨石遺跡は、地球も含めた太陽系全土に痕跡を残す古代文明のものと思われたが、破壊の危機が迫っていた。二つの謎を巡り、フリーランスの紛争調停人キーランは調査に乗り出す。『星を継ぐもの』の著者が放つ傑作SF!
造物主の掟造物主の掟
百万年の昔、故障を起こした異星の自動工場宇宙船が土星の衛星タイタンに着陸し、自動工場を建設しはじめた。だが、衛星の資源を使ってつくった製品を母星に送り出すはずのロボットたちは、故障のため独自の進化の道をたどりはじめたのだ。いま、タイタンを訪れた地球人を見て、彼ら機械生物は? ホーガンSFの真髄! 訳者あとがき=小隅黎
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