著者 : ジェナ・マクレガー
孤独な伯爵と純真な令嬢孤独な伯爵と純真な令嬢
サマートン伯爵は冷酷な父に15歳のときに勘当されて以来、父を見返すことだけを考え、父を越える富を築くために事業に没頭してきた。そんな生い立ちゆえ、恋愛にも結婚にも興味がなかったが、親友の妻の従妹である公爵令嬢のエマ・キャヴェンシャムに出会い、天真爛漫で美しい彼女を守りたいという気持ちにかられる。本好きで福祉に興味を持つエマは、尊敬する学者の本を手に入れるため、治安の悪い地区にある古書店に向かっていたところ、馬車をサマートンに止められる。心配されているのは分かっても、落胆するエマ。しかし数日後、サマートンにめあての本を差し出されたのだ。そして誰にも理解されることのなかったエマの想いに、彼は共感を示してくれて…。きらめくような恋の瞬間を切り取る傑作リージェクシー・ロマンス。
レディに神のご加護をレディに神のご加護を
パーティでのお披露目を目前にして、婚約解消したいという手紙を受け取ったクレア。なんと婚約破棄されるのはこれで4回目。彼女のせいではなく、婚約者の身の上にいつも何かが起きるのだ。すでに社交界では「レディ・クレアの呪い」と言われている。途方に暮れる彼女の前に元婚約者ポールの幼なじみであるアレックスが現われ、「力になりたい」と言う。不審に思うクレアだが。実はアレックスはわけあってポールに復讐しようとしていた。そこでポールの借用書を買取るかわりに婚約を解消させたのだ。アレックスは、勝手に自分とクレアの結婚を宣言し、「破産寸前の放蕩者から彼女を守りたい」と言い出したが、いったい!?全米ロマンス界騒然のヒストリカルの新星、ついに邦訳!
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