著者 : ジャン=クリストフ・グランジェ
ブラック・ハンターブラック・ハンター
ドイツの富豪の跡継ぎがアルザスの森で惨殺された。捜査にあたるのは、ピエール・ニエマンス警視。前回の事件で心身ともに傷を負った彼は、ひさびさに現場に復帰したばかり。元教え子できわめて個性的なイヴァーナ・ボグダノヴィッチ警部補を新たな相棒に、ドイツに飛び捜査を進める。貴族としてシュヴァルツヴァルトに君臨する富豪一族にまとわりつく血の匂いは何なのか?フランスの鬼才が不穏な気配ただようドイツの森を舞台に、巧みに描いたサスペンス。映画化された『クリムゾン・リバー』待望の続篇登場!
死者の国死者の国
パリの路地裏で、両頬を耳まで切り裂かれ、喉には石を詰められたストリッパーの死体が発見される。パリ警視庁警視のコルソはこの猟奇殺人の捜査を進めるが、ほどなく第二の犠牲者が出てしまう。被害者二人の共通点は、残忍な殺され方、同じ劇場で働いていたこと、そして元服役囚の画家ソビエスキと交際していたこと。この画家を容疑者と考え、追い詰めるコルソを待ち受けるのは、名画をめぐる血塗られた世界と想像を絶する真相だった…!『クリムゾン・リバー』の巨匠が放つ戦慄のサスペンス!
クリムゾン・リバークリムゾン・リバー
大学町で相次いだ惨殺事件。同じ頃、別の町で謎の墓荒らしと小学校への不法侵入があった!無関係に見える二つの町の事件を、司法警察の花形と裏街道に精通する若き警部がそれぞれ担当。なぜ大学関係者が奇怪な殺人事件に巻き込まれたのか?死んだ少年の墓はなぜ暴かれたのか?「我らは緋色の川を制す」というメッセージの意味は?仏ミステリの概念を変えた記念碑的傑作。
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