小説むすび | 著者 : ジュディス・マクウィリアムズ

著者 : ジュディス・マクウィリアムズ

めぐりあう絆めぐりあう絆

小さな天使たちがくれたものは、 愛と勇気と、運命のめぐりあい。 まさか、知らないうちに双子の赤ちゃんの母親になっていたなんて! 不妊治療クリニックに保存していたビッキーの卵子を、 医師が勝手に使用したことがわかり、彼女は怒りに身を震わせた。 赤ちゃんたちの父親は、見ず知らずのイギリス貴族だという。 ひとたび怒りが静まると、やがてビッキーの中で母性があふれだした。 子供たちに会いたい。そして、できればこの手で育てたい。 ところが冷酷な貴族ジェイムズは、交渉はおろか面会すら拒んだ。 このままでは、永遠に我が子を抱くことはできない……。 覚悟を決めたビッキーは、ジェイムズと子供たちのもとへ旅立ったーー 彼女自身ではなく、弁護士の“ミズ・ラスコー”になりすまして。 名作を選りすぐる“ハーレクイン・ディザイア傑作選”より、一度も会ったことのない貴族との間に生まれた子の母親になったビッキーのシンデレラストーリーをお贈りします。別人としてジェイムズと打ち解けてゆく彼女は、日に日に正体を打ち明けづらくなり……。

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