著者 : ジョージ・アレック・エフィンジャー
妖魔の宴(フランケンシュタイン編 2)妖魔の宴(フランケンシュタイン編 2)
モンスターが帰ってきた。ハリウッドに、スラムに、アジアの裏町に…。19世紀に描かれた物語は、今世紀の半ばにユニヴァーサル映画やその後継者によって姿形を得て、再びこの世紀末に甦るのだ。ヴィクトル・フランケンシュタインおよびその子供たち、そして原作者メアリー・シェリーに至るまで、創造主と創造物の織りなす愛憎のドラマが、SFやミステリーの鬼才たちによって紡ぎ出される。不死鳥の如く新たな翼を得て甦ったゴシック・ホラー・モンスターの傑作アンソロジー、最終章。
太陽の炎太陽の炎
陰謀うずまく近未来アラブの犯罪都市ブーダイーン。この暗黒街で一匹狼を気どってたおれ、マリードも、今じゃ顔役“パパ”の雇われ警官だ。金と権力こそあれど、しょせん使い走り同然の身。なじみの女や友人の、冷たい視線が気にかかる。おまけにお膝元のこの街に、怪しい気配が立ちこめてきた。幼児売買に謎の殺人。名誉挽回のチャンスとばかり、捜査に乗りだすおれを待つものは?好評『重力が衰えるとき』続篇登場。
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