著者 : スーザン・イーリア・マクニール
ホテル・リッツの婚約者ホテル・リッツの婚約者
1942年、イギリスの特別作戦執行部の工作員であるわたし、マギー・ホープは亡き友になりすまし、ドイツ占領下のパリに潜入していた。一瞬たりとも気を抜けない日日を過ごす“ホテル・リッツ”で知り合ったのは、高名なデザイナーのココ・シャネル。そんな折、イギリスの工作員ネットワークに亀裂が生じた。裏切り者はだれ?ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーの人気シリーズ。
バッキンガム宮殿のVIPバッキンガム宮殿のVIP
1942年、ドイツの異父姉妹と会う日を心待ちにしながら、わたし、マギー・ホープはロンドンの特別作戦執行部(SOE)で事務の仕事についていた。そんななか、MI???-5の長官から、殺人事件の捜査に協力を要請される。被害者はSOEの訓練を受けた女性。犯人はあのいまわしい事件を模倣しているとしか思えないのだが……。マギー・ホープ、今度は戦時下のロンドンで勃発する連続殺人事件に挑む。
エリザベス王女の家庭教師エリザベス王女の家庭教師
わたし、マギー・ホープはチャーチル首相のタイピストから、MI-5の工作員へ抜擢された。だが、持久力に難ありと訓練に落第してしまう。落ち込むわたしに命じられたのは、ウィンザー城に疎開している王女の警備役。王位継承権第1位の14歳のエリザベス王女を、ナチスが狙っている恐れがあるというのだ。そして表向きは数学教師として城に赴くや否や、一大事件が勃発した…!
チャーチル閣下の秘書チャーチル閣下の秘書
空襲が迫るロンドン。この街で1年余りを過ごしたアメリカ育ちのわたしに、チャーチル首相の秘書としてタイピストにならないかという話が舞い込んでくる。自らの能力に見合った職ではないことに苛立ちを感じながらも、わたしはその申し出を受け入れた。首相官邸をめぐるいくつもの謀略が待ち構えていることなど知るはずもなく。才気煥発なマギーの活躍を描く、魅力のシリーズ開幕編。
PREV1NEXT