著者 : ゼロキ
針子の乙女2針子の乙女2
国布守様を呪いから救うため、ユイとアージットの二人はメネスメトロという街へ引っ越すことに。その街にある迷宮での修行と、呪いに有効な風属性の武器や風精霊の守護者を見つけるのが目的だ。そしてアージットは彼の友人であり風精霊の守護を受けている冒険者シュネルを連れてくる。元貴族でありながらドレスを仕立てる針子になりたいという夢を追って国を出てきたというシュネルは、ユイの加護縫いの腕を見て、呪いと戦うことと引き換えにユイの弟子にしてほしいと頼み込んでくるのだがー!?針と蜘蛛と精霊で織りなす幻想的な異世界裁縫ファンタジー、第2弾。
針子の乙女(1)針子の乙女(1)
前世の記憶を残したまま、技術貴族ヌイール家の子供に転生したユイ。それから数年後、十五歳になったユイは「針子」としての能力がないと判断され、邪魔者扱いされていた。そんな中、ユイはカロスティーラ・ロダンに「針子」として引き取られることに。彼女は、地獄の日々から救ってくれたロダンへの感謝の気持ちを込めて、ヌイール家で見せなかった「加護縫い」と「精霊との対話」で匂い袋を制作する。すると匂い袋を受け取ったロダンはそれが国宝クラスの代物であることに気がつき…。針と蜘蛛と精霊で織りなす幻想的な異世界裁縫ファンタジー物語、始まります。
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