著者 : タカヤマトシアキ
小説投稿サイト『カクヨム』にて年間総合ランキング1位!(2024/11〜2025/1時点) 書き下ろし短編も含めた大量加筆で書籍化! ▼あらすじ▼ ド田舎・三船町唯一の探索者である相馬創。世界最上位クラスの力を持ちながらもその活動拠点ゆえに無名な彼は、ダンジョンの異変に対応したり、後輩の指導をしたり、多忙ながらいつも通りの日々を送っていた。 そんなある日、特殊個体『ナイトメア種』との戦闘をキッカケに、彼はダンジョンの真相、世界の脅威と対峙することになるーー。普段は等身大でどこにでも居る青年、地元を愛する『三船の守護者』の名が世界に知れ渡る!
かつて、12の世界を救い、今新たに13番目の異世界を救わんとする「勇者」がいた。しかし、今度の異世界は人間よりもはるかに優れた知性を有するオークたちが跋扈する世界だった。竜の兄弟を救出するため、オーク軍と一線を交えた勇者だったが、その恐るべき戦いぶりを目の当たりにしたオーク軍の指揮官<黒犬>は、勇者に「白の魔王」という称号をひそやかに贈った。魔王はいつか勇者によって倒されるのだということを信じて。 オーク軍を撤退させた勇者は、国王からとある領地の相続争いを解決するよう依頼を受ける。勇者の威光によって、こじれた領土問題を解決させようという狙いだった。かくして勇者は、内戦で荒れ果てた土地ケレルガースへ向かうこととなった。しかし、すぐさま解決できる取るに足らないレベルのはずだった依頼は、思わぬ方向に転ぶことになる。そしてまた、勇者の前にはオーク軍の英雄<黒犬>が立ちはだかろうとしていた。 人気シリーズ第二弾、ついに登場!
主人公が初めて“勇者”になったのは15歳。ある日突然、「謎の存在」により異世界へと飛ばされた。いきなり勇者になった主人公は厳しい冒険の末、魔王を討伐。以来十年、気まぐれにさまざまな異世界に送り込まれては、その世界を救ってきた。今回、通算十三番目となる異世界の敵は、高度な文明を築き、地力に勝るオーク達で、人類の大きな脅威となっていた。しかも敵のオークの中には、<黒犬>と言われる相当頭が切れる将がいる。これまで十二回、都度異なる世界を救った主人公ははたして、この絶望的な状況を打破できるのだろうか!?
アフター徳カリプス14年。徳エネルギー文明の崩壊を辛くも生き延びた人類は、即身仏を漁り僅かな徳エネルギーで糊口を凌ぐ。これはそんな遠い遠い未来、徳無き荒野を生きる人々の物語であるーー。