著者 : タカヤマトシアキ
白の魔王と黒の英雄 2白の魔王と黒の英雄 2
かつて12の世界を救い、今新たに13番目の異世界を救わんとする「勇者」。しかし、今度の異世界は知性を有するオークたちが跋扈する世界。オーク軍の指揮官“黒犬”は、ひそかに勇者に“魔王”と異名を付ける。オークとの激闘をひとまず終えた勇者は、とある領地の相続争いを解決するよう依頼を受けるが、相続問題は思わぬ方向に転がることになる。そして勇者は、オークたちが人間の言葉を理解することに気が付き、その知性に興味を抱くようになる…。
白の魔王と黒の英雄 1白の魔王と黒の英雄 1
主人公が初めて“勇者”になったのは15歳。ある日突然、「謎の存在」により、異世界に飛ばされた。以来10年、さまざまな異世界に送り込まれては、その世界を救ってきた。今回、通算13番目となる異世界の敵は、高度な文明を築き、地力に勝るオーク達で、人類の大きな脅威となっていた。しかも敵のオークには、“黒犬”と言われる相当頭が切れる将がいる。これまで12回、都度異なる世界を救った主人公は今回、この絶望的な状況をどう打破するのだろうか!?
黄昏のブッシャリオン黄昏のブッシャリオン
その日、世界は得度の光に包まれたー。徳なき荒野に変貌したアフター徳カリプス14年。地には無人の得度兵器が闊歩し、人類を強制成仏へと導く。生き残った人々は、僅かな徳エネルギーの残滓を集めて命を繋いでいた。そんな末法の世界で、採掘屋の二人ガンジーとクーカイは莫大なエネルギーを秘めた「仏舎利」を求めて荒野を走る。出会うのは、徳を生む少女、舎利ボーグ、ブッシャリオン…荒唐無稽な事象に満ちた徳パンクSFが、今開幕!!
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