著者 : タケカワユキヒデ
朝館吾郎、通称オッタチは大スター神宮寺園子のマネージャー。カッコいいのに超あがり症の彼、今日はワイドショーで東都テレビへ。が、本番直前、スタジオでADが殺された。彼の突撃スクープへの恨みかと思われたが、翌日、他局のディレクターも殺され、テレビ局は大混乱し…。
芸能界に続発する事件をマネージャー探偵が名推理。赤面症ゆえ表舞台に立てない朝館吾郎は、「芝山プロ」で元宝塚の大スター、神宮寺園子のマネージャーを務めている。このギョーカイは海千山千の猛者ばかり。だからさまざまな思惑がぶつかりあって、果ては殺人事件へと発展する。朝館吾郎、通称「オッタチ」は園子とのコンビで事件を推理、解決。
空海、弁慶、佐助ら妖鬼退治の旅へと出発した一行と別れて、現代に戻って来た大学院生、高梨葉子は古文献を調べている途中、恐るべき発見をする。記述の中から、三蔵法師の足跡を示す部分が消失してしまったのだ。これは三蔵が本来の歴史に反して、死亡してしまったことを意味するのか。冒険ロマン第2弾。
空海、弁慶、猿飛佐助。歴史や小説を彩った日本のヒーロー達が、時代と空間を飛び越えて、唐代の中国を舞台に妖鬼封じの探索行へ!現代の女子大生高梨葉子も混じえた4人が目指すのは、伝説の「懸珠」があるという幻の地、ガンダーラ!あのタケカワユキヒデが満を持しておくる平成の西遊記。
元内閣総理大臣、霧島幸四郎が校長として赴任した小学校で生徒が次々、背後から突き落とされる事件が発生した。再び慣れない探偵業に乗り出した霧島の前に、今度は連続殺人が。政治力と洞察力は高いが、一般常識には弱い元総理探偵の鮮やかな推理。事件は二転、三転し、最後に現れる驚愕の真犯人とは。
「元総理、た、助けてください…」殺人現場を目撃してしまい、犯人扱いされるのを怖れる平サラリーマン、近藤俊樹。彼が助けを求めたのは元日本国内閣総理大臣・霧島幸四郎だった。「依頼」を受けて調査を開始する霧島の現在の肩書きはなんと「探偵」。ミュージシャン・タケカワユキヒデ、衝撃の作家デビュー。