著者 : ダグラス・リーマン
紅の軍旗紅の軍旗
1915年、第一次世界大戦のさなか優秀な海兵隊員を輩出する名門ブラックウッド家の当主で、海兵隊砲兵部隊の大尉ジョナサンは、英国海軍軍艦リライアント号に乗りダーダネルス海峡をめざした。英仏連合軍が、黒海と地中海とを結ぶ戦略上の要衝ダーダネルス海峡を攻略しようとしているのだ…ガリポリ上陸作戦、さらには凄絶な塹壕戦が展開される西部戦線と最前線で勇猛果敢に戦う海兵隊員を迫真の筆致で描く、戦争小説。
アドリア海襲撃指令アドリア海襲撃指令
地中海で連合軍の反撃が開始された1943年。英国海軍特殊作戦部隊は枢軸国に対する進攻のつねに先鋒にあった。クレスピン少佐のコルベット艦シスル号もまた、ユーゴスラビアのパルチザン支援のためアドリア海に派遣される。この地のドイツ軍は巨艦を擁し、人民を支配していた。クレスピンは、巨艦の出港中に根拠地を攻撃、敵を行動不能に陥れようとするが…。人知れず影の任務に従事する男たちの苦闘を描く海洋冒険小説。
砲艦ワグテイル砲艦ワグテイル
中共軍の攻撃が噂される東シナ海のサンツ島には、数家族のイギリス人が住んでいた。彼らを保護救出するため、英国中国派遣艦隊司令官は、老朽砲鑑ワグテイル号と新任艦長ロルフ少佐にこの重要任務を委ねた。使命を帯びて海原をかき進むワグテイル号、その行く手に待ち受けているものは?海軍士官出身の著者が感動的に描き上げる海と男の物語。
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