小説むすび | 著者 : ダシール・ハメット

著者 : ダシール・ハメット

チューリップ ダシール・ハメット中短篇集チューリップ ダシール・ハメット中短篇集

『マルタの鷹』『血の収穫』のダシール・ハメットはパルプマガジン「ブラックマスク」から登場し、ヘミングウェイやフィッツジェラルドと並ぶ二十世紀アメリカ文学の重要な小説家と見なされるまでになった。1961年に亡くなるまで書き続けられ、未完となっている中篇小説「チューリップ」を中心とし、初期の文芸作品風の短篇も収めた小説集。ハードボイルド小説の日本での紹介者・小鷹信光個人訳に、評論・解説を付す。 ハードボイルド精神とは何か? 遺作と編者特選短篇を集めた愛蔵版。 ●「チューリップ」( 未完の中篇、著者と思しき主人公の身辺雑記風小説、何も起こらないのにハードボイルド) ●「理髪店の主人とその妻」「帰路」「休日」「暗闇の黒帽子」「拳銃が怖い」「裏切りの迷路」「焦げた顔」「ならず者の妻」「闇にまぎれて」「アルバート・バスターの帰還」の10 篇( パルプマガジン 「ブラックマスク」などに掲載された1920 年代の犯罪小説やコンチネンタル・オプ物語など)

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