著者 : ダニエル・ヘクト
スカル・セッション(上)スカル・セッション(上)
ニューヨーク郊外の大邸宅が何者かによって破壊された。ポールは叔母ヴィヴィアンからその修復を依頼される。瓦礫の山と化した邸宅を目のあたりにして、ポールは封印された過去の記憶を辿り始める。その頃、ルイスボロ分署のモーガン・フォード刑事は相次ぐ若者たちの失踪事件と、破壊された大邸宅とのつながりに気づき始めていた。精神の暗闇から生み出される超人的な力を描くモダン・ホラーの傑作。
スカル・セッション(下)スカル・セッション(下)
邸宅近くで発見されたふたりの若者のバラバラ死体。モーガン刑事は、この事件と邸宅の破壊の間に異常な暴力という共通点があることに気づく。そして、ポールはこの異常な暴力を脳内の化学作用の面から説明する理論に出くわす。「ハイパーキネシス」と「ハイパーダイナミズム」。超人的な力を用いて悪魔的な暴力行為を起こし続けているのは、一体誰なのか?ポールと犯人との対決のときが迫る。
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