著者 : テリ・ブルックス
“シャナラの剣”の冒険から50年後…。平和を取りもどしていた世界に、いま、ふたたび不穏な影が忍び寄る。エルフ王国を守護する「生命の樹」が、枯れはじめた。そのため“結界”が破られ、封じられていた魔物どもが、侵入を開始したのだ。魔物の首領ダグダ・モーアは、特殊能力に長けた手下を率い、エルフ王国を壊滅させるべく、邪悪な作戦を開始した。世界の命運をかけて、魔物との絶望的な大戦争がはじまる-。
枯れはじめた「生命の樹」を守れ。そのためには、謎めいた伝説を解明し、幻の地を探さなければならない-。その任務は、エルフの乙女アンバリーと、治療師を目指す青年ウィルに託された。過酷な運命にあらがいながら、ふたりはついに命がけの冒険に身を投じる。つぎつぎ襲いくる怪物たちと、行く手をはばむ魔物どものおそるべき策略。頼れるものは、みずからの知恵と勇気、そして未知の力を持つ妖精石だけだ。若きふたりの決死の探索行と、魔物との壮絶な戦いを描く、一大ベストセラー。冒険と戦い、謎と驚異、そして青春と恋…世界が熱狂した華麗なファンタジー巨編。
おまえは、シャナラの王家の子孫だ。世界の運命は、おまえにかかっている!小さな村「日陰谷」に住む青年シェイのもとに、ある日、歴史と魔法につうじた賢者=ドルイドのアラノンが現われた。彼は、シェイに驚くべき話をする…「闇の王」が目覚め、邪悪な影が世界を覆おうとしている。その力に対抗できるのは、古代のエルフ王が残した、伝説の“シャナラの剣”だけだ。だが、この剣を振るえるのは、シャナラ王家の血を引く者にかぎられる。そして、シェイこそが王の子孫だというのだ!こうして、世界の命運をかけた、壮大な冒険の旅がはじまるー。
世界のファンタジー・ファンが熱狂!ポスト『指輪物語』の最高最大の名作。自分の運命に圧倒されながら、シェイは命がけの旅に出発した。彼を守るのは、義兄のフリックと、ふたりの親友で冒険心あふれるメニオンだ。行く手に待つさまざまな苦難を、知恵と勇気で乗り越え、ついにシャナラの剣をもとめて危険な旅をする仲間が集うー人望の厚い王子バリノア、エルフの兄弟デューリンとデイル、ドワーフの古参兵ヘンデル、そしてドルイドのアラノン。だが、事態は予想もしない展開を見せる。闇の力に、世界は屈服してしまうのか!?善と悪の壮絶な大戦争を背景に展開する、興奮と感動の一大ファンタジー。