著者 : デイル・ブラウン
極秘破壊作(上)極秘破壊作(上)
マクラナハン空軍中将は、いま、米軍で最大の極秘航空研究施設ーハイテク航空宇宙兵器センターの所長として、軍事計画の指揮を執っていた。ある日、宇宙機ブラック・スタリオンが内乱のつづくイランを偵察中にテロ兵器を発見する。破壊作戦を実施すると、イラン市民が巻きこまれてしまう事態に。さらにこの“失態”を聞きつけた露大統領が狡猾に米大統領を操りはじめ、米国の政治、イランの混乱、そして露国の思惑が交錯していく。そしてマクラナハンが心臓発作で…。
極秘破壊作戦(下)極秘破壊作戦(下)
海軍将校出身で空母打撃群を拡充したい米大統領との確執が深まるなか、マクラナハンは、露国が秘密裡にイランに強力な移動式対宇宙機レーザーを持ち込んでいたことを探知し、攻撃を指示する。が、露大統領に誘導された米大統領から中止命令が…。窮地に陥ったマクラナハンだったが、軍人としての正義のもと、ブラック・スタリオンや無人爆撃機、有人ロボットCID等の最新鋭ハイテク兵器を駆使し、軍事作戦を進める露国に反撃に出る。怒濤の軍事サスペンス!
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