著者 : デイヴィッド・ドゥカヴニー
くそったれバッキー・デントくそったれバッキー・デント
一九七八年のニューヨーク。ヤンキースタジアムでピーナッツ売りをする作家志望の三十代・独身男テッドは、ある夜病院からの電話で、母の死後は疎遠になっていた父が末期がんと知る。久しぶりに実家に帰ったテッドは、レッドソックスが試合に勝つと、父の具合が良くなることに気づく。父の悪友たちを巻き込み、快復のために大芝居をうつテッド。ついに、同率首位のレッドソックス対ヤンキース、最終決戦の日がやって来た。『Xファイル』のモルダー捜査官による、まさかの小説第二弾。不器用な父と息子の関係に笑って泣ける、唯一無二のドゥカヴニー・ワールド!
ホーリー・カウホーリー・カウ
舞台はアメリカのとある農場。のんびりと草を食んで暮らすお年頃の雌牛エルシーはある夜、雄牛との出会いを求め農場を抜け出した先で、自分の運命を知ってしまう。そして彼女は、自分が食べられない楽園・インドを目指す決意をする。同じ事情で国外脱出を望んだ七面鳥と豚を伴って。果たして彼らは、それぞれの楽園に辿り着けるのか!?『Xファイル』のモルダー捜査官ことデイヴィッド・ドゥカヴニーがまさかの作家デビュー。ふざけているようで大真面目、ほのぼの見えて実は毒がたっぷり。超常現象を超えたギャルウシの冒険物語!
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