著者 : デイ・ラクレア
愛が聖夜に舞い降りて愛が聖夜に舞い降りて
デイジーは、初恋の男性で今や有名実業家のジャスティスと再会した。 事故で記憶の一部を失い、彼はデイジーを覚えてはいなかったが、 これまでの空白を埋めるかのように、二人は情熱を分かち合った。 その直後、ジャスティスは突如記憶を取り戻し、デイジーを責め立てた。 「君のせいで、僕の人生はめちゃくちゃになった!」 あの夏、若き二人は惹かれ合って一線を越えた。 それはデイジーの知らぬ間に、彼女の厳格な両親の知るところとなり、 ジャスティスは進学の夢もあきらめ、町を追われたのだという。 真実を知ったデイジーは罪悪感に苛まれ、逃げるように部屋を出た。 だが1年半後、彼女はジャスティスを訪ねるーー娘の誕生を告げるために。 〈閉ざされた記憶の扉〉と題して、記憶喪失ロマンスをお届けします。妊娠がわかった瞬間からジャスティスに知らせようと努力はしたものの、彼の居場所を捜し当てるのに1年半もかかってしまったデイジー。小さな娘の存在を知ったジャスティスの反応やいかに?
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