著者 : デニス・ボック
オリンピアオリンピア
記憶と鎮魂のファミリー・ヒストリー。第2次世界大戦をきっかけにドイツからカナダへ移住した家族を描く連作短編集。静かで平和に見える一族の生と死が詩情豊かに語られる。点景としてのオリンピック、断片としての家族の歴史。
灰の庭灰の庭
広島で被爆した少女。ナチから逃れた科学者とユダヤ人の妻。50年後のN.Y.で、3人の秘密と謎が解き明かされていく-20世紀最大の犠牲と犯罪、「ヒロシマ」「原爆」を描きアメリカで今話題の問題小説。2002年カナダ・日本文学賞受賞、カナダでベストセラー第1位。
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