著者 : ナリーニ・シン
冷えきった愛を取り戻すために、 どうしたらいいのかわからなくて……。 「赤ちゃんができたみたい。3カ月よ。病院でそう言われたわ」 ビッキーは2カ月前から別居している夫ケイレブに、そう告げた。 もちろん子どもが生まれるのは喜ばしいけれど、心は晴れなかった。 厳しい祖母の影響で、彼女は結婚後も寝室で思うままにふるまえず、 それが原因で夫は出張中に秘書と浮気をしたと思っているのだ。 離婚も考えているさなか、まさかこんなことになるなんて。 妊娠を機にひさびさに帰宅したケイレブと過ごす夜ーー 私の彼を愛する気持ちにうそ偽りはない。それが今夜、伝われば……。 緊張しつつ彼の腕に包まれたビッキーはそう願ったが、 思わず身をこわばらせた瞬間、夫は寝室を出ていってしまった! 19歳で花嫁となったビッキーは、ベッドで夫の望みを満たせない自分を惨めに思っていました。かといって、破綻した結婚生活を完璧な仮面で隠し続けることもできないーーそんな悩み多き彼女と愛するケイレブの関係は、いったいどこに行き着くのでしょうか?
パラノーマル・ロマンス「超能力者=動物に変身する種族」シリーズ第11弾!狼チェンジリング“スノーダンサー”の副官リアズは、ヨーロッパ配属中に自分の“伴侶”となるべき女性と出逢うが、彼女はすでに別の男性と幸せな結婚生活を送っていた。一方、上級戦士のアドリアは自身より強さで劣る男性とつきあっていたが、やがて二人の関係には無理が生じて別れることに。巣穴に転属となり戻ってきたリアズとアドリアは、傷ついた心を持つものどうし、お互いに強く惹かれ合うものを感じるが…
アドリアに強く惹かれながらも、リアズは“伴侶”である女性への裏切りに等しい自分の衝動を容易には認めることができなかった。それでも互いに求め合う二人は、まず親密な“肌でふれあう特権”を共有する関係を築こうとする。そんな折、不安定さを増す“サイネット”で暗躍する“純粋なるサイ”たちが恐るべき事態を引き起こす。危機を前にして狼たちの下す決断とは?リアズとアドリアの物語と並行して、“伴侶”となったホークとシェンナの愛情あふれる日々をも活写。巻末には特別短編を収録!