著者 : ニック・クリスチャン
ローニンローニン
マンハッタンのエアロビクス・スタジオが覆面をした男たちに襲われ、従業員が殺害された。一見平凡な強盗事件と思えたが、殺人課のロスとエルナンデスは、死体に空手による打撃の跡を発見する。続いて起こった三つの殺人事件の犠牲者からも空手の痕跡が見つかった。実は事件の背後には、日本人ビジネスマン待島が率いる浪人集団の存在があったのだ。だが忠臣たちは待島の手を放れ、暴走をはじめようとしていた。ロスとエルナンデスに彼らを止める術はあるのか?アメリカ探偵作家クラブ最優秀ペイパーバック賞候補の異色ポリス・アクション。
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