著者 : ハロルド・キング
ミッドナイト・スラスト(上)ミッドナイト・スラスト(上)
1953年3月、ジョゼフ・スターリンは脳溢血で到れた。ちょうどそのころ、デンマークの空港にポーランド国籍のミグー15が1機降りたち、亡命を求めていた。さらに、アメリカ空軍のF-84戦闘機2機がチェコ領空を侵犯し、ミグー15のミサイル攻撃を受けて撃墜されるという事件が発生、東西両陣営間の緊張はいやがうえにも高まった!そのさなか、NATOの合同軍事演習をよそに、アメリカ空軍が極秘裡に遂行した夜間侵入作戦とは…?
ミッドナイト・スラスト(下)ミッドナイト・スラスト(下)
ミッドナイト・スラスト作戦、なんとそれはアメリカ本土爆撃演習だった。だがいったい何のために?超低空有視界飛行で大西洋を越え、アメリカ東海岸の防空網を突破すべく、アゾレス諸島の基地を飛びたつB-36 57機。この大演習の件が東側に察知されれば、東西間の緊張は限界を超えてしまうのだが…。一方、大編隊目がけて超大型台風が北上を続けていた!スターリンの死をめぐる戦慄の4日間を描いた軍事スリラー巨編。
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