著者 : ハンナ・リード
女王バチの不機嫌な朝食女王バチの不機嫌な朝食
料理下手なホリーは、夫が招待した会社の部下たちに朝食を振る舞うことになったものだから、大慌てで姉ストーリーに泣きついた。急遽、自分の店から食材を調達して、豪華な朝食を届けたストーリー。田舎パンにパンプキンパイ風味のはちみつバター、もぎたてフルーツにブルーベリー・マフィン…。万事うまくおもてなししたはずだったのに。なんと、用意したニンジンジュースに何者かが盛った毒で、客の一人が死亡!ストーリーはこの事件のせいで恋人の刑事ハンターとの甘い同棲生活に黄色信号が点滅、姉妹ともども警察から疑惑の目を向けられて大ピンチに。なんとかこの悪状況を打開しようと、ストーリーは真犯人を捜しだそうとするが!?
泣きっ面にハチの大泥棒泣きっ面にハチの大泥棒
年に一度の“ハーモニー・フェスティバル”で町が賑わういっぽう、ストーリーはツイてないことばかり。「はちみつ女王」の座を逃したうえに、犬の散歩中に死体につまずくなんて!しかも、警察が到着したときに死体は忽然と消えていて、「ホラ吹き」呼ばわりされる始末。唯一、話を信じてくれた、事件記者パティを相棒に危なっかしい捜査をはじめると、空き家で消えた死体を発見。ところが、状況からすると犯人は…母の新恋人トム?真相を突き止めるべきか、生真面目な母がようやく手に入れた幸せを守るべきか。悩めるストーリーをあざ笑うかのように、犯人からの警告と思しきヒッコリーの実が、自宅前に置かれるようになり…!?美味しいはちみつレシピ付き!
PREV1NEXT