著者 : ハーパー・リー
ものまね鳥を殺すのはものまね鳥を殺すのは
「これは覚えておいてくれ。ものまね鳥を殺すのは罪なんだ」1930年代、アメリカ南部。白人女性への暴行の嫌疑がかけられた黒人男性の弁護についたアティカスは、無垢な存在を殺すのは罪なのだと子供たちに話す。アメリカ南部にはびこる人種差別と、周囲の白人の反発にもかかわらず正義のために闘う父アティカスの姿を、娘のスカウトの無垢な瞳を通じて克明に描いた、全世界4000万部超の不朽の名作の新訳。1961年ピュリッツァー賞受賞。
さあ、見張りを立てよさあ、見張りを立てよ
アメリカ文学至高の傑作『アラバマ物語』の20年後を描く、ハーパー・リーの新たな代表作。26歳になったジーン・ルイーズ・フィンチ(スカウト)はニューヨークからアラバマ州メイコムに帰省した。老いた父アティカスの様子を見るためだ。駅には恋人のヘンリーが待ち受け、彼女を温かく歓迎する。しかし、故郷で日々を過ごすうちに、ジーン・ルイーズは、公民権運動に揺れる南部の闇と愛する家族の苦い真実を知るのだった。激しく心を乱された彼女は…。新たに見つかった原稿がついに邦訳。世界的ベストセラー。
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