著者 : ベルナール・ミニエ
死者の雨 上死者の雨 上
嵐の夜、フランス南西部の学園都市で、全裸で縛られた女性の変死体が見つかった。被害者はエリートばかりが通う名門高校の教師。逮捕された17歳の少年ユーゴは人気者の生徒で、警部セルヴァズがかつて愛した女性の息子だった。ユーゴは殺害を否認するものの、全ての状況は彼の犯行を物語っていた。だが捜査を進めるうち、セルヴァズの周囲に姿なき猟奇殺人鬼の影がちらつきはじめ…。
死者の雨 下死者の雨 下
女性教師殺害の現場で見つかった、逃亡中の連続殺人鬼ハルトマンの痕跡ーさらに逮捕された少年ユーゴ以外にも愛人の若手政治家や同僚教師らが容疑者として浮上、捜査は一気に混迷する。そんななかユーゴと同じ学校に通うセルヴァズの娘マルゴが襲われ、町を震撼させる凄惨な事件が!しだいに明かされる進学校の闇、姿なき悪鬼の真の目的とは?フランス発ベストセラー・シリーズ第2弾。
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