著者 : マイケル・スキナー
ファースト・エア(上)ファースト・エア(上)
ボビー・ドラゴン。ヴェトナム戦の伝説的名パイロット。だが脱走兵の汚名を着せられ、いまはこの世に存在しない人間として軍の極秘任務に携わっている。そんなある日、イランがイラクに核攻撃を仕掛けた。ただちにアメリカ軍はイランに侵攻したが、ミグ編隊の過烈な迎撃に遭い、地上軍は孤立無援の状況に陥ってしまった。しかも周辺アラブ諸国は協力を拒み、航空支援ができない。彼らを救援しなければ。ボビーに白羽の矢が立った。
ファースト・エア(下)ファースト・エア(下)
きみに私設空軍を組織したもらいたい。合衆国政府とは何の関係もない、とあるアラブ中立国の傭兵部隊としてだ。かくして、西側の精鋭パイロットを結集した私設空軍ファースト・エア連隊が誕生した。いっぽうミグ編隊を指揮するソ連空軍パラトフ大佐には、ある目的があった。それは、復讐。そして、ボビーたちを雇った中立国の首長にもひとつの野望が。友情と憎しみと野望が渦巻く大空に、闘う男たちの姿を描く大型軍事冒険小説。
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