著者 : マリリン・ロビンソン
ハウスキーピングハウスキーピング
鉄道橋の脱線事故で、列車とともに湖に沈んでしまった父親。これをきっかけに平凡な家族の歯車は世代を越えて狂っていくー拠り所となる家(ハウス)の喪失の悲しみを、息をのむような美しい自然描写が静かに包む傑作。ピューリッツァー賞、全米批評家協会賞など数々の賞に輝き、オバマ前大統領も愛する、アメリカ現代文学を代表する作家の記念碑的名作。PEN/ヘミングウェイ賞受賞。
ギレアドギレアド
カルヴァンとバルトを愛読する老牧師が自らの死期を意識し、幼い息子に手紙を綴る。南北戦争以来三代にわたる牧師一族の信仰の継承と屈折。帰郷した知己の青年と妻との間で揺れる心。隣人たちの人生ー。2005年ピューリツァー賞・全米批評家賞受賞。
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