小説むすび | 著者 : マリー・フェラレーラ

著者 : マリー・フェラレーラ

プロポーズの返事は明日プロポーズの返事は明日

最初にキスをしたのが間違いだった。 二度と会えないとわかっていたのに。 ケイラは嵐の中、事故を起こして大破した高級車に遭遇した。 運転していた男性はアランといい、ひどい怪我をしている。 彼を自宅に連れ帰るものの、天候は悪化し、電話も道路も不通。 世間から断絶され、二人で語り合う時間は、不思議と穏やかで…… 気づけばケイラの心には、ほのかな恋心が芽生えていた。 そして3日目の夜、流されるままにベッドをともにした。 でも、都会から来た大富豪アランにとって、それは一夜限りの関係。 田舎で犬と暮らし、ボランティアに身を捧げる孤独なケイラとは、 まるで住む世界の違う人ーーだからケイラは嵐が去った翌朝、 まだ眠る彼に一度だけそっとキスをして、彼を送り出すのだった。 名うてのプレイボーイで、女性とは軽い関係しか結ばないヒーローもまた、なりゆきで過ごした一夜のことがどうしても忘れられなくなり……。二人のあいだにいるジャーマンシェパードたちと、チャーミングなヒロインが印象的な、優しさと感動に満ちたロマンス!

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