著者 : マーティン・ケイディン
シャトル防衛飛行隊(上)シャトル防衛飛行隊(上)
フロリダ上空を飛行中の米軍機が国籍不明機に襲われ、積荷の原爆4発が奪われた!折りしもケープ・カナベラルのケネディ宇宙センターでは、スペースシャトルの打ちあげが間近に迫っている。当日は全世界から元首や首脳4千人が招かれていた。テロを警戒するNASAの保安主任ハドフは、犯人グループの解明に全力を傾ける。そこで捜査線上に浮上したのは、宇宙センター近くの飛行場で旧式軍用機を駆り、航空ショウを展開する一団。ハドフは一匹狼のパイロット、バーノンに彼らの調査を命ずるが…。鬼才が豊富な体験を基に放つ航空サスペンス。
シャトル防衛飛行隊(下)シャトル防衛飛行隊(下)
犯人グループの正体も目的も謎のまま、打ちあげは刻一刻と近づいてきた。バーノンは消えた原爆に発信器が取りつけられていることを知り、一計を案ずる。協力を約束した航空ショウのメンバーに受信器を与え、原爆の捜索に当たらせるのだ。百機以上の旧式軍用機と保安機関の捨身の努力で、やがて原爆の1発また1発と発見されてゆく。だが、最後の一つが見つからぬまま、打ちあげの時は目前に。この未曾有の危機を回避することはできるのか?陽光まばゆいフロリダを震撼させる空前のテロ、それに立ち向かう空に勇士たちの活躍を描く娯楽巨篇。
メサイアの宝石メサイアの宝石
腕っこきの傭兵少佐、ダウ・ステーヴァーズは、たて続けに命を狙われる。やがて犯人から招待状が届き、乗り込んだ先は“重役会”という名で呼ばれる大シンジケートの幹部会だった。世界を支配しようと計画する彼らは、ダウの力を試させてもらったという。彼らが探している品を手に入れられる男かどうかを。その品こそ、人々を思いのままに操る力を持つ宝石、メサイア・ストーン。かつてヒトラーが手にしていたという幻の宝石なのだった。
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