著者 : ミコタにう
「次にくるライトノベル大賞2023」単行本部門4位!第1巻重版出来!「あっちもこっちも胃袋をつかみすぎちゃった?」転生タフ令嬢の逆転ダイアリー第5巻!書き下ろし番外編2本収録!コミックス第2巻と同日発売!
初主催のお茶会がついにスタート!伯爵家令嬢ゲルトルードは、提供した『はんばーがー』や『まよねーず』が高位貴族の方々に大好評で胸を撫で下ろしていた。そんな美味しい笑顔があふれる中、美少年候爵さまと伯爵さまの間で突然ナニかが勃発!それぞれダンスのお誘いもいただいちゃって、もしかしてお二人からロックオンされてる…?そのうえ、なんと王妃さまが飛び入り参加されちゃった。冷汗をかきながらお茶会を乗り切ったら、続けて栗のおやつ試食会を開催することに。その間にも、彼女がいかに何も『知らない』のかが次々と判明していきー。転生タフ令嬢の逆転ダイアリー!
公爵さまとの見学でゲルトルード商会のお店が決まった。店舗運営の方向性も見えてきて、領主の勉強も同時にやっていけるのかなと不安になっていると、突然お母さまのお友だちが訪ねてきた!その高位貴族家のご夫人がたは、ふるまったおやつを大絶賛。家族を紹介したいと言われ、とんでもない顔ぶれで栗拾いピクニックに行くことに。お弁当を担当する我が家は新レシピの試作に大忙し。「さんどいっち」に新作の「はんばーがー」、「ぷりん」の準備…てんやわんやの中、食材保存に使えそうな、時を止める収納魔道具が家にあるかもしれないことがわかってー?ゲルトルードが発揮する才華のもとに、貴い身分の食いしん坊さんたちが集まる!転生タフ令嬢の逆転ダイアリー!
サンドイッチで朝食をとりながら、ゲルトルードは昨日の出来事を振り返る。とりあえず家宝は取り戻せるようだし、カン違い暴力貴族も追い払えた。問題はまだまだ山積みだけど、ひとまず家族みんなで楽しくレシピの開発に取り組んでいたらーなぜか公爵さまが厨房に乱入してきた!フルーツサンドや蜜蝋布のアイディアに興味津々で前のめりな公爵さまは、とんとん拍子で後見人の話を進め、おまけにいきなり「きみは良い領主になるだろう」と言い出して…?美味しいおやつがあれば公爵さまだって怖くない、はず!なのに当事者を置いてきぼりに、思わぬ方向へと事態は転がっていく!転生タフ令嬢の逆転ダイアリー!
没落必至の伯爵家令嬢ゲルトルードは、顔を上げた。亡父の借金で、一夜にして領地も家屋敷も失い、すっからかんの崖っぷち。生活費を手に入れるため、前世の知識をもとに宝石を競売にかけ、現金の工面へと乗り出していく。唯一持つ固有魔力の“筋力強化”を使って、自力で引っ越しに励んでいたらー借金相手の公爵さまに、“ありえない貴族の常識”を説かれて茫然自失に!売り払った家宝は手放してはいけないものだった? おまけにカン違い暴力貴族が、爵位欲しさに結婚を迫ってきて…!?どんな困難も家族のためなら、耐えてみせる!所持金ゼロから始める、転生タフ令嬢の逆転ダイアリー!