著者 : メアリー・スチュアート
英国の美しい田舎に現れた女は八年前に失踪した遺産相続人なのか? 蔦の木だけが知る「誰も知らない昨日の噓」とは? 謎めいた女の出現が〈ホワイトスカー牧場〉に波乱の渦を巻き起こす……。M・スチュアートの長編第六作にして浪漫サスペンスの傑作を初邦訳! 誰も知らない昨日の噓 訳者あとがき
『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』にて「メアリー・スチュアートは殺人とロマンスとを織り交ぜて、読者をぞくぞくさせる物語を紡ぐ」、『ロサンゼルス・タイムズ』では「魔法のような文章。手に汗握るサスペンスに生気とユーモアが漂っている」と評された女流作家による、ディズニー映画「クレタの風車」原作小説を初邦訳! クレタ島の夜は更けて 訳者あとがき 解説 横井司
出張でストックホルムにいるはずの夫がオーストラリアにいることが判明する。現地へ飛んだヴァネッサは美しい白馬をめぐる謎にまきこまれていく。 踊る白馬の秘密 訳者あとがき 解説
第二次大戦中に殺された男は何を見つけたのか? イギリス推理作家クラブ名誉主席アントニー・バークリーに絶賛された、メアリー・スチュアートの傑作長編が59年の時を経て初邦訳! "銀の墓碑銘 訳者あとがき 解説 三門優祐"
メアリは、夏休みのあいだ、森のそばの屋敷に住む、大おばさまにあずけられることになった。真っ黒な子ネコについていくと、七年に一度しか咲かないふしぎな花“夜間飛行”を見つける。それは、一夜かぎりの魔法をさずける「禁断の花」だったー。魔法を使えるようになったメアリがほうきで飛び立った先にはー絵コンテから選びぬいた美しい挿絵を多数収録!
夏休みに親元を離れ、田舎で暮らすことになったメアリは、退屈な日々を過ごしていた。ある日、黒ネコのティブと出会い、七年に一度しか咲かない不思議な力をもつ花“夜間飛行”を見つける。庭にあったほうきに、夜間飛行の花の汁がつくと、突然ほうきは空高く舞いあがり、メアリは魔女の学校へと連れていかれ…。少女の成長と、ドキドキハラハラの大冒険を丁寧に描いた魔法ファンタジーの傑作!読みやすい新訳で登場。