著者 : リンダ・ウィンステッド・ジョーンズ
雷光のレクイエム雷光のレクイエム
殺人課へ異動になった女性刑事ホープは、ギデオン・レイントリーの相棒に抜擢された。ギデオンは異様な検挙率の高さとその独特な捜査方法で知られる男。高級スーツを着こなす洗練された姿に刑事らしさはなく、現場で遺体のそばにうずくまってつぶやく様は、まるで死者に語りかけているかのようだ。いったいなぜ彼はすべての事件を解決できるのかーそう疑問をぶつけたホープにギデオンが返したのは、信じがたい言葉で…。
ためらいの媚薬ためらいの媚薬
南北戦争終結から十年後のミシシッピー州の小さな町。マチルダは町外れの森の中でひとり暮しをしていた。彼女を“魔女”呼ばわりする人もいたが気にはならなかった。栽培した花や薬草、自ら焼いたパンなどを町で売り生計を立てる気ままな日々。そんなある日、逞しい身体をしたハンサムな実業家デクランが彼女を訪ねて来る。彼は遠回しに“惚れ薬”を作って欲しいと言ってきた。マチルダは一旦断るのだが…。RITA賞受賞のベテラン作家が贈るユーモラスで官能的なお伽話風ヒストリカルの傑作!
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