著者 : ルシンダ・ライリー
影の歌姫<上>影の歌姫<上>
レマン湖のほとりに建つ館で育った血の繋がらない六人姉妹の次女アリーは、フルート奏者にして、ヨット選手。父が死んだという知らせを聞いたとき、アリーは最愛の人と共に、地中海の島に停泊中のヨット上にいた。だがアリーはその前日、父のヨットを目撃したばかりだったのだ。悲しみをこらえ、前に進もうとするアリーにさらなる悲劇が。世界的ベストセラー作家のシリーズ第二弾。
影の歌姫<下>影の歌姫<下>
度重なる衝撃に打ちのめされたアリーは、父が遺した座標の示す、極北の地ノルウェーに向かった。父が最後に聴いていたグリーグの『ペール・ギュント』組曲、アリー宛てに遺されていたひとりの歌姫の伝記、すべてが彼女をベルゲンのグリーグ博物館へと導く。偉大な作曲家と歌姫の物語の謎が解けるとき、アリーの出生の秘密が明らかに!謎に満ちた姉妹の運命を描く傑作シリーズ。
蘭の館<上>蘭の館<上>
湖のほとりの館で育てられた、血の繋がらない六人の娘。養父が突然死亡し、娘たちには遺書と出生地らしい座標が遺された。長女マイアの座標が示すのは、リオ・デ・ジャネイロにある“蘭の館”。ここが自分の生まれた場所なのか。希望と不安を胸に訪ねたマイアだったが、主らしい老婦人に手ひどく拒絶される。失意のマイアの前に現れたのは…。世界的ベストセラー作家の自信作。
蘭の館<下>蘭の館<下>
“蘭の館”の老婦人に追い帰されたマイア。だが二度めに訪れたときメイドがこっそり手渡してくれたのは、館の主一族の歴史の一部だという手紙の束だった。そこに記されていたのは80年前に生きた、マイアと瓜二つの顔を持つひとりの女性の哀しくも数奇な運命の物語。作品が30を超える言語に翻訳され、世界中で1000万部を売り上げた、ベストセラー作家が放つ傑作シリーズ開幕。
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