著者 : レディーダック
ずっとバリバリひとりで働いていくつもりだったけど… 私は私に、完ぺきじゃない私でいることをゆるしてあげました SNSフォロワー15万人『私は私に時間をあげることにした』(SBクリエイティブ)が 日本、中国、台湾、タイ、ベトナムなどで翻訳出版され、 多くの読者に愛されてきたレディーダックの新作イラストエッセイ。 バリバリ働きつづけてきた非婚主義者だった著者がこれまで感じてきたこと、 けれどもある人と出会い、結婚し、子どもも産んだこと。 一人分の人生から二人分の人生へ、やがて三人分の人生へ。 予測不可能な生という巨大な流れとぶつかりながら感じたこと、考えたこと。 私は完ぺきじゃない私でいい。 それでも私は私で生きていくーー。 “平凡な私たちの物語にこそ非凡な美しさがある” イ・ヘイン(詩人、 修道女) 第一章 一人で完ぺきを目指していた 軽い気持ちで投げつけられた砂粒のようなことばが痛い ずっと暗闇がつづく街に住んでいたい 教養のある人になりたいけれど、なかなか大変 私、結婚できないんじゃなくて結婚しない主義です 第二章 となりを誰かが歩きはじめた 気づいたら結婚式場にいた 考えてみれば祝うというのは慰めるより難しい カタツムリみたいな人と私は一緒に歩いている お腹に新しい命が宿った。おばあちゃんが亡くなった 第三章 私は完ぺきじゃない私だった 私は栗を守るイガイガのようにツンツン棘を立てている 私は水でいっぱいの人。ぽろぽろと涙がこぼれる 娘が1歳の誕生日。夫が花を買ってきてくれた。ママ1周年の記念日 第四章 私は私をゆるしてあげることにした 子どもに何かあるとなぜ私ばかりが譲歩するの? 思えば一人だと思っていたあのころも、誰かと一緒だった △と□のように角のある他人同士、ぶつかりあって円に近づく
可愛い絵と温かい文章でSNS15万人フォロワーと人気を集めている韓国人作家の4年ぶりの新作エッセイ。 これまでSNS上で支持を集めた文章に加え、未公開の作品やエピソードを収録。情報に振り回されがちな現代、自分の速度でゆっくり歩む人生を読者に紹介する。 人生で遅すぎるとか早いとかの基準になることって、 なんなんだろう? もともとそんな基準はあるのかな?? もしかして今の私たちにもっとも必要なことは、 「私が私を待ってあげる」 ことかも知れないーー。 本書は、可愛い絵と温かい文章でSNS15万人フォロワーと人気を集めている韓国人気エッセイストの4年ぶりの新作エッセイ。 これまでSNS上で支持を集めた文章に加え、未公開の作品やエピソードを収めている。 日常のあちこちに広がる小さな出来事にあたたかい眼差しを向け、 自分の速度で自分の歩幅でゆっくり歩む人生を読者に紹介する。 彼女のSNSでは、心が穏やかになった、自分もこんなふうに生きたい、自分のことのようだった、など共感・絶賛のコメントでいっぱいだ。 焦っているとき、疲れたとき、自分に寄り添ってあげたいとき、自分のために読んであげたい一冊。