著者 : ロバート・シルヴァーバーグ
時間線をのぼろう時間線をのぼろう
過去への時間旅行が可能となった未来、時間局が設立された。部局はふたつ。過去の歴史の監視と復旧を任務とする時間警察と、観光客を歴史的な場面へ案内する観光部だ。観光部員となった青年ジャドは、時間線をビザンティウムへのぼり、そこで絶世の美女に出会い、恋に落ちるが……。タイム・パラドックスSFの金字塔。星雲賞受賞作。解説=高橋良平
妖魔の宴(狼男編 2)妖魔の宴(狼男編 2)
冷えびえと冴えわたる月光が、人間の隠された本性を暴き出す!ルナティックの魔力にとりつかれた人間の変わり果てた姿はー荒野をさまよう狼。月の光は、人間社会をあまねく照らしだす。未来の超メガロポリスも、18世紀ヨーロッパの一寒村も、犯罪うずまく都市の裏側もー。そして、そこには今しも獣に変わろうとする哀れな人間の姿があるのだ。次に人狼と化すのは誰だ?サイコ・スリラーからパロディ、SFに至るまで、気鋭の作家陣によるアンソロジー第5弾。
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