著者 : ロビン・クック
ニューヨーク市監察院の死体置場から、射殺されたギャングの死体が盗まれた。何者かが検屍解剖を阻止しようとしているらしい。その行方を追う監察医のジャックとローリーは、ギャングが死の数週間前にアフリカで密かに肝臓移植の手術を受けていたことを知り、現地へ飛ぶ。そこで二人が見たものは、最先端バイオテクノロジーが引き起こした想像を絶する光景だった!医学サスペンスの王者が壮大なスケールで放つ傑作巨篇。
ニューヨークのマンハッタン総合病院で、不審な病気が流行しはじめていた。糖尿病で入院した患者が、強い伝染力をもつ原因不明の感染症により死亡してしまったのだ。ニューヨーク市の監察医ジャック・ステープルトンは、院内感染による肺ペストを疑って、調査を開始する。だが、真相解明もままならないうちに、病気は患者だけでなく病院スタッフにまで広がっていく。しかも、ジャックには恐るべき魔手が迫っていた…。
若い医師の夫婦、デイヴィッドとアンジェラは、ヴァーモント州の平和な町バートレットの病院に高給で引き抜かれた。だが、現実のバートレットは理想の町どころではなかった。病院のもと院長は、何者かに惨殺されており、病院の駐車場では連続レイプ事件が起こっていた。しかも、デイヴィッドの担当の入院患者が原因不明の病気でつぎつぎに急死していく。やがて夫婦を襲う悪夢のような事件とは…話題の医学サスペンス。
医学生ショーン・マーフィーは、特殊な脳腫瘍の治療にめざましい成果をあげているマイアミのフォーブズ癌センターに研修に来た。だが、研究心に燃えるショーンに対して、センターはなぜか秘密主義を押し通す。業をにやしたショーンは、追ってきたナースの恋人ジャネットとともに治療成功の鍵を探りだそうとする。やがて二人の前に、奇跡の癌治療の陰に隠された、恐ろしい事実が浮かびあがってくる!興奮の医学スリラー。