著者 : ロビン・スローン
はじまりの24時間書店はじまりの24時間書店
1969年、ひとりの大学図書館員が一冊の貴重な書物を見つけ出す使命を帯びてサンフランシスコを訪れた。ペナンブラという風変わりな名前を持つその青年は、手がかりを求め夜遅く一軒の小さな書店に行き着く。薄暗い店内には異様に背の高い本棚が並ぶその店は、客も少ないのになぜか終日休まず営業していたーーあの〈24時間書店〉が秘めていた、もうひとつの本にまつわる不思議な冒険の物語。本を愛するすべての人に贈ります。
ロイスと歌うパン種ロイスと歌うパン種
IT企業の激務で疲れはてたロイスを救ったのは、近所の宅配レストランのパンとスープ。親しくなった店主がアメリカを去るとき餞別にもらった不思議なパン種(夜中に歌いだしたり、完成したパンに笑顔が浮かんだりする)でパンを焼きはじめた彼女は、思いもよらぬ体験を次々することに!? 不思議なパン種を巡る奇妙な一族の物語、ロボットアームを駆使したパン作り、謎の地下ファーマーズ・マーケット……。『ペナンブラ氏の24時間書店』の著者がサンフランシスコを舞台に描く、奇想天外で爽やかなフード・エンタテインメント!
ペナンブラ氏の24時間書店ペナンブラ氏の24時間書店
失業中の青年クレイが、ふとしたきっかけから働くことになった“ミスター・ペナンブラの二十四時間書店”は変わった店だった。まったく繁盛していないのに店名どおり24時間営業で、梯子付きの高い高い棚には、存在しないはずの本(Google検索にもひっかからない!)がぎっしり詰まっているのだ。どうやら暗号で書かれているらしいそれらの本の解読に、クレイは友人たちの力を借りて挑むが、それは500年越しの謎を解き明かす旅の始まりだったーすべての本好き、読書好きに贈る冒険と友情、その他もろもろ盛りだくさんの物語。全米図書館協会アレックス賞受賞作。
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