著者 : 一藤木杳子
〈もっと自由に、思ったとおりに生きられたら…〉あたし(流花)のひそかな願い。ふたいとこの慎吾くんと仲がいいので、クラスメイトの野沢さんにいじめられるけど何も言いかえせない。大好きな天瀬先輩に声をかけられてもしどろもどろになってしまう。そんな時、あたしとそっくりな女の子と出会った。名前はリカ。あたしの分身だという。パニックのあたしを励ましてくれるリカ。
あたし、小原舞子、花の女子高生。人気マンガ家神月センセのアシスタント兼駆けだしの新人マンガ家なの。両親がようやく転勤先から帰ってきて喜んだのもつかの間、なんと、あたしがマンガ家になるのに反対しはじめて、もう、大喧嘩。頼りになるのは、同志でBFのトオルくんなんだけど、そーいえばあたしたち、ファースト・キスもまだだったのよねえ…。好評舞ちゃんシリーズ、第4弾!
あたし、小原舞子、18歳。人気マンガ家神月センセのアシスタント兼駆けだしの新人マンガ家なの。同志でBFのトオルくんとは、コミケ(同人誌の展示即売会ね)で一緒にがんばったりといいムードだし、初の長編の原稿依頼もきて、絶好調の日々。ところが、ライバルの桐生さんがアシ仲間に加わってからというもの、なんだか心がもやもやしはじめて…。好評舞ちゃんシリーズ、第3弾。
留学中の夏休み、バイクでイタリアを旅行することになった美也子。目的地はローマ、パートナーはもちろん瞬。一度は想いをふっきったはずのひとと一緒に走るのを決めたのはバイクが好きだから、そしてやっぱり瞬が好きだから。陽気なイタリアの風の中を走るふたりに訪れるいくつかの旅のハプニング。この旅の終わりには一体何が待っているのだろう?瞬と美也子のバイク物語、第3弾。
失恋の痛手を忘れるため、自分の道を見つけるため、美也子はロンドンに留学中。優しいホスト・ファミリーや陽気な仲間に囲まれ、いそがしいけれどにぎやかな毎日だ。ある日、大事な試験に失敗して落ちこむ美也子のもとへ、日本からの電話が届く。相手は瞬。美也子の想いがかなわなかったひと。その瞬が、夏休みを利用してロンドンに遊びにくるという…。好評『恋のむこうにオフロード』の続編。
美也子はバイクが大好きな女子高生。レーサーであった兄の影響で、今ではすっかり走る魅力にとりつかれている。幼なじみでツーリング仲間の瞬には、「友達以上」の気持ちを感じているけれど、美也子の想いはなかなか通じない。そして、ふたりの間に微妙に波紋を投げかけてくる、兄の元婚約者・真貴子。落ちこんだ時にはバイクで元気を取り戻して、美也子は青春のオフロードを走りつづける。
は〜い。あたし、小原舞子。神月香津美センセイのメシスタントをしながらマンガ家をめざす17歳なの。同志兼BF(かな?)のトオルくんと、マンガ新人賞に応募中なんだ。そしてある日!週刊『シルヴィア』からTEL。わ〜お、あたしの応募作が佳作入選したんだって!その時は、トオルの気持ちも考えず、舞いあがってしまったのだけど…。好評『ラスト・シーンでほほえんで』の続編。