著者 : 丁々発止
幼女とスコップと魔眼王 2幼女とスコップと魔眼王 2
サイクロプスを倒した継人とルーリエ。そのことによって、他の冒険者や不逞の輩に狙われるのではと警戒していたが、早速ルーリエがさらわれてしまった。途方に暮れている継人の前に現れたのはBランク商人のフリードと名乗る老人だった。フリードと協力し、ルーリエの行方の手がかりをつかんだ継人は、北の街ロゾリークに連れ去られたことを突き止める。そのころ、魔鉱都市ベルグの遙か北の岩石地帯では『三大兇紅』と呼ばれるセフィーナが覚醒、なんと、同じくロゾリークの街を目指していたのだった…。
幼女とスコップと魔眼王 1幼女とスコップと魔眼王 1
とある事件をきっかけに、憎しみと後悔のうちに人生を終えた高校生の炭原継人。死んだはずの彼が目覚めた場所は見知らぬ洞窟の中だった。見渡すとそこは、天を貫く刺のような巨大な山々がそびえ、現代文明が浸透しているとはとても思えない世界だった。明らかに地球ではないその世界で、継人は洞窟の岩石掘りの仕事に就く。そのさなか、一人の幼女と出会い、自分の眼に禍々しい力が宿っていると気づいたとき、継人の物語は動き出したのだった。
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