小説むすび | 著者 : 三木笙子

著者 : 三木笙子

水の都 黄金の国水の都 黄金の国

出版社

講談社

発売日

2016年7月26日 発売

海に浮かぶ街、ヴェネツィア。この地で友を亡くし、同じ悲しみを知る君と出会った。--時は明治。日本語講師としてイタリアに赴任した誠次郎は、下宿先の料理店で働く美青年・ルカとともに、迷宮都市で起きる様々な怪事件にかかわることになってーー? 海に浮かぶ街、ヴェネツィア。 この地で友を亡くし、同じ悲しみを知る君と出会った。 時は明治。日本語講師としてイタリアに赴任した誠次郎は、下宿先の料理店で働く美青年・ルカとともに、迷宮都市で起きる様々な怪事件にかかわることになってーー? 水上都市で起きる難事件を、二人は“智慧”と“情”で解き明かす。 マルコ・ポーロのように東方で財を成した大富豪が、見初めた花売り娘を探す「黄金の国」 ゴンドラに乗った仮面姿の怪人が、金貨をばら撒くという「水の都の怪人」 “カサノヴァ”とあだ名された男が、魚雷の設計図を盗んで消える「錬金術師の夢」 “ガリレオの望遠鏡”を逆さにのぞいたせいで失踪した米国人を探す「新地動説」 温かくて切ないミステリー 第一話 黄金の国 第二話 水の都の怪人 第三話 錬金術師の夢 第四話 新地動説 エピローグ

百年の記憶 哀しみを刻む石百年の記憶 哀しみを刻む石

出版社

講談社

発売日

2015年9月15日 発売

神隠し伝説が残る田舎町の高校に転校してきた久守徹は、天狗と呼ばれ人に遠巻きにされる孤高の少年・野見大地に誘われ廃部寸前の地学部に入部する。風のようにあらわれ石と戯れる大地に徹は惹かれるが、大地にはまだ誰にも明かせない秘密があった。それは人の記憶を内にとどめ後世に伝える「決壊石」の不思議だ。大地は初めてその秘密を徹に打ち明ける……。  記憶を刻む不思議な石が、転校生の徹と孤独者の大地を結びつけた。死んだ祖父が大昔に交わした約束の人を待ち続ける大地と、そんな軛から大地を解放したいと願う徹。しかし、石の記憶が照らし出したのは大地と徹の先祖の哀しい出来事だった。美しく切ないファンタジック・ストーリー。  神隠し伝説が残る田舎町の高校に転校してきた久守徹は、天狗と呼ばれ人に遠巻きにされる孤高の少年・野見大地に誘われ廃部寸前の地学部に入部する。風のようにあらわれ石と戯れる大地に徹は惹かれるが、大地にはまだ誰にも明かせない秘密があった。それは人の記憶を内にとどめ後世に伝える「決壊石」の不思議だ。大地は初めてその秘密を徹に打ち明ける……。  水晶、瑪瑙、琥珀ー妖しく美しい輝きの鉱物が過去の真実を照らし出す。そして判った驚愕の出来事とは? 一 水晶宮 二 記憶する琥珀 三 翡翠の声 四 蓮台銀山 五 天の支石 六 紫水晶決壊

決壊石奇譚 百年の記憶決壊石奇譚 百年の記憶

出版社

講談社

発売日

2013年5月23日 発売

同級生の大地に誘われて地学部に入部した、高校一年生の徹。鉱石の話になると途端に饒舌になる彼と過ごすうちに、徹は大地が持つ不思議な「力」を知ることに。特定の石に触れると、前の所有者の記憶を読むことができるのだ。大地は、同じ力の持ち主である祖父・伝から記憶を受け継ぎ、昔、祖父が親友と交わした、当てのない約束を守り続けていた。話を聞いた徹は、大地を約束から解放したいと願い、ある決意をするーー。 同級生の大(だい)地(ち)に誘われて地学部に入部した、高校一年生の徹(とおる)。 鉱石の話になると途端に饒(じょう)舌(ぜつ)になる彼と過ごすうちに、 徹は大地が持つ不思議な「力」を知ることに。 特定の石に触れると、前の所有者の記憶を読むことができるのだ。 大地は、同じ力の持ち主である祖父・伝(つたえ)から記憶を受け継ぎ、 昔、祖父が親友と交わした、当てのない約束を守り続けていた。 話を聞いた徹は、大地を約束から解放したいと願い、ある決意をするーー。 水晶、瑪(め)瑙(のう)、琥(こ)珀(はく)、翡(ひ)翠(すい)……、鉱物が照らし出す真実とは?

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