著者 : 三浦義行
「ピカドン」と呼ばれて「ピカドン」と呼ばれて
「ピカドン」と呼ばれても、顔を上げ、前を向いて生きてきた。 被爆者の両親のもとに生まれた義行。剣道にあけくれた少年〜青年時代、新天地での仕事と出会い、故郷長崎での運命の人との再会、永遠の愛と別れーー。被爆二世でなければ経験する必要のなかったであろう病気や差別など多くの困難に会いながらも、生来の真っ直ぐな心、負けん気の強さと正義感でそれらを撥ね退け、両親をはじめ愛する人びとに助けられながら前向きに生き抜いてゆく。 第1章 三浦家の人々 第2章 本田さんとメー 第3章 忍び寄る影 第4章 剣の道 第5章 道を行く 第6章 短い学生生活 第7章 出会いと別れ 第8章 新たな生活と再会 第9章 永遠の愛
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