著者 : 三雲岳斗
忘られのリメメント忘られのリメメント
他者の記憶を擬似体験できるようになった近未来。記憶を売る“憶え手”の宵野深菜に、死んだはずの殺人鬼アサクノの影が忍び寄る。記憶と擬憶をめぐる、静謐なるSFサスペンス。
密偵手嶋眞十郎 幻視(まぼろし)ロマネスク密偵手嶋眞十郎 幻視(まぼろし)ロマネスク
第一次世界大戦後の日本、防諜組織・内務省保安局六課が設置された。特殊能力を持つ手嶋が、一員として活動していたある日、新聞社に一通の書状が届く。中堅商社・久慈川貿易と軍が癒着しているというのだ。しかし密告者は謎の死を遂げてしまう。手嶋達は真相を追うべく動き出すが、千里眼を持ち未来を見ることが出来る娘・志枝との出会いで事態は大きく動きー。ラストまで予想が裏切られ続けるスパイアクション!
旧宮殿にて旧宮殿にて
消えた肖像画、失踪した令嬢、石像の右腕だけが後に残され、遺言書を入れた風変わりな箱は持ち去られたー異能の師匠レオナルド・ダ・ヴィンチが、ミラノの宰相ルドヴィコ・スフォルツァ、才媛チェチリアとともに、不可解な謎、奇妙な事件に挑む。そして三人を待ち受ける運命は!?異才・三雲岳斗が描く、稀代の天才・レオナルド・ダ・ヴィンチ。
M.G.H.M.G.H.
無重力空間をゆっくりと漂う死体。破損した無骨な作業服と散らばった血粒-その姿はまるで数十メートルの高度から墜落したかのようだった!?日本初の多目的宇宙ステーション『白鳳』で起きた不可解な死は、はたして事故なのか、事件なのか。従妹の森鷹舞衣とともに、『白鳳』を訪れていた鷲見崎凌は、謎の真相を探ることになる…。ハイテクノロジーが集積する場所で、人は何を思い描くのか。第1回日本SF新人賞を、選考会満場一致で受賞した本格SFミステリー。
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