著者 : 不手折家
家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類ーシャン人とクラ人が生存競争を繰り広げる世界に転生した少年ユーリ。王国に未来が無いことを察し、新大陸に望みを繋ぐ彼だったが、想いを交わした王女キャロルとの間に子供ができたことで婚約を決める。しかし両家の祝いの席で魔女家の奸計により両親と女王が毒殺され、キャロルも猛毒によって命の危機に瀕してしまう。命からがらキャロルと共に王城を脱出したユーリは、父ルークに代わってホウ家の新たな当主となり、兵を率いて王都を奪還し魔女家を滅ぼすべく行動を開始するのだった。長きにわたって王国を蝕み続けた魔女家の最期ーしかしそれは、彼女らをも利用しようと画策したクラ人との、新たな戦いの始まりに過ぎなかった。新たな十字軍の襲来を見据えてユーリが取る選択は…!?「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、王国が大きな節目を迎える第7幕!
家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類が生存競争を繰り広げる世界に転生した少年ユーリ。彼は亡びゆく隣国キルヒナ王国から避難民を連れ出し、わずかな兵でクラ人の“十字軍”の追撃を振り切って初陣を勝利で飾る。しかし隣国が滅びを迎えることは、ユーリ達の住むシヤルタ王国にもう後が無いことを意味していた。そんな中、王都へと帰還したユーリのもとに長らく航海に出ていたハロルから吉報がもたらされる。新大陸発見ー歴史に大きく刻まれるであろうこの報せを受け、ユーリは喜びに震えながらも生存のための計画を静かに次の段階へと移行するのだった。戦争の後処理や未来への課題は残しつつも、日常を取り戻していくユーリ達。しかし、戦場でキャロルと結ばれたことで、ユーリを取り巻く交友関係も大きく変わっていき…?「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、歴史が激しく動き出す第6幕!
家族の愛を知らぬまま死に、異世界に転生した少年ユーリ。彼は隣国と“十字軍”による戦争の視察中、竜騎士との戦いでキャロルと墜落してしまう。孤立無援の戦地を共に逃げ延びる中で、想いを交わす二人だったが…?「小説家になろう」発の超本格戦記譚、緊迫の第5幕!
家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類が生存競争を繰り広げる世界で新たな生を受けた少年ユーリ。彼は騎士院で学ぶかたわらでホウ社の事業を拡大し、いずれ来たる祖国の亡びを見越して“新大陸”の発見を目指していた。そんな中、隣国のキルヒナ王国と“もう一つの人類”であるクラ人の遠征軍ー“十字軍”との戦争がついに始まろうとしていた。そしてユーリは女王の要請により、王女キャロルをはじめとした学生からなる観戦隊を率いて、前線を視察しに行くことに。隊長として初めて隊を率いるユーリは、単身で下見も行い、万一のことが無いよう万全を期していた。前線とはいえ、王鷲による上空からの視察。この旅路には本来、大きな危険など無いはずだったが…!?のちに「魔王」と呼ばれる男が、初めて戦場を目の当たりにしようとしていたー。「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、戦争の恐怖を知る第4幕!
家族の愛を知らぬまま死に、異世界に転生した少年ユーリ。学業や訓練の傍らでホウ社の事業を拡大させていく彼は、やがて来る祖国の亡びを見据え、ある計画を推し進めていた。そんな中、隣国であるキルヒナ王国に、“もう一つの人類”-クラ人の侵攻が迫る。そしてユーリは女王に呼び出され、キャロルに関わる“厄介ごと”を頼まれて…!?「小説家になろう」発の超本格戦記譚、第3幕!
家族の愛を知らぬまま死に、“もう一つの人類”の侵略に脅かされる王国で新たな生を受けた少年ユーリ。彼は騎士家の名家であるホウ家の跡取り息子として、王女であるキャロルや魔女家の生まれであるミャロらと共に、騎士院での生活を送っていた。そしてユーリは生まれて初めて、“もう一つの人類”-クラ人と出会う。亡命してきた宗教者であり、クラ語講師であるイーサ。ユーリは彼女からクラ語を学びながら、「敵国」への理解を深めていくのだった。数年の時が流れ、ある目的から学業の傍ら事業を興すことを決めたユーリ。前世の知識を元に植物紙の製品化を目指す彼は、協力者を得ながら試行錯誤を繰り返していく。しかし事業が成功した矢先、王都を裏で牛耳る魔女家の魔の手が迫り…!?のちに「魔王」と呼ばれる男は、静かに、しかし確実に覇道を歩むー。「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、待望の第2幕!
家族の愛を知らぬまま死に、異世界に転生した少年ユーリ。両親の愛を一身に受けながら新たな人生を歩むユーリだったが、彼の住む国家群は“もう一つの人類”の侵略によって亡びの危機に瀕していた。槍を振るい鳥を駆る王国の剣ー騎士家。そんな騎士家の頭領だった叔父の戦死は、ユーリとその家族を戦乱の運命へと巻き込んでいき…!?「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、ついに開幕!