著者 : 乾信一郎
ミステリの女王アガサ・クリスティーの短篇から、冬をテーマにした作品を収録した傑作選。ポアロ、ミス・マーブル、トミーとタペンス、クィン氏と、クリスティーを代表する名探偵たちが勢ぞろい。クリスティー・ファンとミステリ愛好家に贈るクリスマス・プレゼント。
ミステリの女王アガサ・クリスティーの短篇から、冬をテーマにした作品を収録した傑作選。ポアロ、ミス・マープル、トミー&タペンス、クィン氏と、クリスティーを代表する名探偵たちが勢ぞろい。クリスマスプレゼントにぴったりの豪華な装幀のギフトブック。
近未来の高度管理社会。15歳の少年アレックスは、平凡で機械的な毎日にうんざりしていた。そこで彼が見つけた唯一の気晴らしは超暴力。仲間とともに夜の街をさまよい、盗み、破壊、暴行、殺人をけたたましく笑いながら繰りかえす。だがやがて、国家の手が少年に迫るースタンリー・キューブリック監督映画原作にして、英国の二十世紀文学を代表するベスト・クラシック。幻の最終章を付加した完全版。
マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。『カリブ海の秘密』の続篇。
『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』をはじめ、多くの傑作を残した“ミステリの女王”アガサ・クリスティー。彼女は1890年、英国の海辺の避暑地トーキイで生まれた。空想好きで内気な娘だったアガサはどのように愛に目覚め、電撃的な結婚をしたのか。夫と共にでかけた世界一周貧乏旅行のてんまつ、不滅の名探偵ポアロはいかにして生まれたかー数々のエピソードを盛り込み、作家自ら語る知られざる実像。
『アクロイド殺し』の斬新なトリックは、ミステリ界に大論争を巻き起こした。だがその直後、アガサは突然失踪する。売名行為と非難されたこのスキャンダルの真相は。世界的ベストセラー作家があえて別名義で普通小説を書いた真意は。クリスティーが読者と家族のために仕組んだ最後の企みとは。いくつもの栄誉を受けながら、あくまでもひとりの女性として愛に生きた波乱の生涯を初めて明かした傑作自伝。
アメリカ大統領とアラブ産油国の国王らを乗せた専用バスが金門橋上で強奪された。知能犯ブランソン率いる犯人グループは、橋の交通を遮断し、爆薬を設置する。彼らの目的は5億ドルの身代金。要求が受けいれられぬ場合には、橋を爆破するという。現場に駆けつけた政府首脳らもブランソンの完璧な計画に、なすすべもない。だが、さしもの知能犯も、大統領一行の中にFBIのリブソンが潜んでいるとは知るよしもなかったー。かくて史上空前の大犯罪をめぐり、熾烈な頭脳戦が開始される!風光明媚なカリフォルニアに展開する大型冒険アクション。