著者 : 倉光泰子
刑事ゆがみ刑事ゆがみ
ある日、女子大生が歩道橋から転落死する。死体を見た刑事・弓神適当(ゆがみ・ゆきまさ)は、新人・羽生虎夫とともに勝手に捜査を開始する。するとある痴漢事件との意外な関係が浮かび上がってきた。心の奥底に潜む闇を鋭く見抜き、真相究明のためには違法捜査もいとわない天才適当刑事と出世欲が強く真面目ゆえにふりまわされてしまう新人コンビが事件を解決していくバディドラマ。事件のみならず隠された複雑な人間模様も描く。ビッグコミックオリジナルの同名人気連載を原作にした話題のTVドラマノベライズ版。ドラマにはないオリジナル・ストーリーも収録。
ラヴソング(下)ラヴソング(下)
空一はさくらに、まだ想いを寄せている。さくらは神代を想っている。そして神代は、過去に一人だけ真剣に惚れた女性がいたと、さくらにこぼす。恋をしたくなるといわれているブルームーンの夜が訪れるなか、作曲・神代広平、作詞・佐野さくらの曲作りが始まる。だが、できあがった曲を聞いた夏希は青ざめ、さくらに告げた。「あの曲は、お姉ちゃんのための曲なの…」様々な想いが交錯するなか、感動のフィナーレ。
ラヴソング(上)ラヴソング(上)
かつてミュージシャンとして活躍していた神代広平は、自らの才能に限界を感じ、音楽業界から離れてしまう。それから20年が経ち、臨床心理士として過ごしていた神代だったが、音楽への情熱を断ち切ることはできずにいた。そんな神代の前に、コンプレックスを抱え苦しんでいる孤独な女性・佐野さくらが現れる。彼女の“天賦の歌声”に惹かれた神代は、再び音楽と向き合い、モノトーンだった人生が、少しずつ色づき始めていく…。
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