著者 : 別所真紀子
浜藻崎陽歌仙帖浜藻崎陽歌仙帖
江戸時代に諸国を行脚し、旅先で歌仙を巻いた実在の女俳諧師・五十嵐浜藻。そして彼女が史上初めて完成させた、すべて女性ばかりの付合(連句)集『八重山吹』。江戸期に比類のない同書の始まりの地・長崎(=崎陽)を舞台に、俳諧小説の第一人者が大胆に描く長篇。
詩あきんど 其角詩あきんど 其角
師の跡を慕わず、師の求めたるところを求めよー松尾芭蕉第一の門弟にして、洒脱で博覧強記の俳諧師・晋其角…江戸の世に言葉で身を立てた男の生涯を追い、その句を味わう評伝小説。
PREV1NEXT